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NO.12 賃料滞納により訴訟に踏み切り、任意の明け渡しを認めさせた事例


【事  情】

  相談者はマンションを所有しており、相手方に賃貸していましたが、相手方が賃料を滞納するようになりました。
  相談者としては、これまでの滞納分を支払ってくれるのであれば、このままで相手方が居住していて構わないが、支払う気がないのであれば、マンションの売却を考えているため、建物を明け渡してほしいとのご相談でした。

【解決までの経緯と結果】

 未払い賃料が累積していたため、相談者が事前に相手方に対して督促していましたが、反応が乏しいため、法的対応を含めて明け渡しを求めたいとの意見でした。

 しかし、法的対応をご自身でなさるには時間がかかることから、弁護士に対応を任せたいとのことから当事務所にご相談にいらっしゃいました。
 
 そこで、弁護士が相手方との交渉を行いました。
 相手方は、自身に支払う能力が乏しいことから、知人に用立てて支払うとのことで、期日を決め、支払うとの意見を提示してきました。
 そのため、弁護士がその期日まで待ってみましたが、結局支払がないため、明け渡しを求めて訴訟を提起
することになりました。 
 裁判では、相手方は特にこちらの主張に対して争ってこなかったため、判決確定後、
 相手方から任意の明け渡しを受けることができました!!

 この事例では、相手方がのらりくらりとした対応に終始したことから裁判になりましたが、訴訟を提起してからは相手方は争うことなく、最終的には相手方の任意の明け渡しを得ることができました。
 ただ、相手方の対応を待っていることで、滞納賃料が増えていくことや、賃料の回収ができなくなる可能性が高くなります。
 このような場合には、早期の解決が必要となり、また法的対応を含め、専門家である弁護士が交渉にあたることで交渉がスムーズに行く場合が多いです。
 賃貸物件の賃料問題などでご不明な点がある場合は、是非当事務所にご相談にお越し下さい!!

当事務所で無事解決した事例の一部をご紹介させていただきます。


No.1 建物明渡し、未払い賃料の強制執行

No.2 土地を時効取得したと言われた事例(境界と時効の問題)

No.3 建物明渡し請求の事例

No.4 共有している土地の分割請求の事例

No.5 未払い賃料を早期回収した事例

No.6 早期に建物退去させた事例

No.7 土地の賃料増額を認めさせた事例

No.8 作業所の滞納賃料360万円を連帯保証人をつけて和解ができた事例

No.9 約1ヶ月で明け渡し及び未払い賃料の分割和解ができた事例

No.10 不動産売買に関するトラブル事例

No.11 賃料滞納により物件の明け渡しを認めさせた事例

No.12 賃料滞納により訴訟に踏み切り、任意の明け渡しを認めさせた事例

No.13 購入した不動産に居住し続けていた前住人を法的に退去させた事例

No.14 土地売却のため立退請求をされたものが、立退き不要になった事例

No.15 貸借人が賃料を滞納していて、督促しても支払わなかったものを解決した事例

No.16 建物明渡し請求 ⇒ 開き直った家賃滞納者への対応

No.17 建物明渡等請求 ⇒ 家賃滞納者へ支払いを約束させる合意を結ぶ

No.18 賃料請求 ⇒ 家賃滞納者への支払督促手続

No.19 建物明渡し ⇒ 賃料滞納者と連帯保証人との合意書を交わす

No.26 亡き母から相続した財産分与を原因とする不動産持分の移転を実現できた事例

No.27 家賃を滞納した賃借人に対して建物明渡しを求めた事例

No.28 所有建物のリフォーム工事のための隣地使用の承諾を得ることができた事例

No.29 自宅の外壁を補修するために隣地所有者に隣地への立入りについての承諾を求めた事例

No.30 弁護士が介入することで、立退料なしで、土地の賃貸借契約を合意解除できた事例

No.31 賃貸人・賃借人ともに代替わりした賃貸の契約書を現在の形式に整えることができた事例

法律相談の流れ

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