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No.9 約1ヶ月で明け渡し及び未払い賃料の分割和解ができた事例


【事  情】

  相談者Xは、マンションの1室を所有しておられ、これを賃貸し、収入を得ていらっしゃいましたが、賃貸人Yが賃料を滞納していました。

  Xは、Yに対して、マンションから出て行くように要求していましたが、Yは応じないばかりか、Xに対して「出て行ってやるからお金を出せ」というように金銭を請求する始末でした。
  
  Xは、交渉に限界を感じ、当事務所にご相談に来られました

  
  


【解決までの経緯と結果】

 相談者Xのお話しをうかがったところ、
 問題は、 YがXに対して誠実に対応しないこと(話を聞こうとしない) でした。

 
そこで、弁護士は、
   まず、Yに、Xの代理人として、内容証明郵便にて、退去を要求しました。
   
   その際、Xの代理人として、弁護士が交渉の窓口になること、退去しなかった場合に被るペナルティ(訴訟を申し立てし、債務名義を取得した上で、強制執行する)も記載し、警告しました。

   すると、内容証明が届いてからすぐに、Yから弁護士宛に連絡が入りました

  依頼者Xは、Yがどのような態度であったとしても、契約の継続は不可能、必ず退去してほしいというご要望でしたので、弁護士は強く退去を要求しました。 

  数日中に、Yの退去日が決まり、未払い賃料についても分割で支払うことが決まりました。

  そこで、弁護士がすぐに和解契約書を作成し、締結いたしました。
   

  
不動産の賃貸借などについては、家主が賃借人に支払を督促しても、賃借人は現状を理解できず、予想もつかない応答を返すことがあり、逆に家主のストレスになるという事案の相談も多いです。
 そのような事案では、早い段階で、弁護士に依頼されることをお勧めします
 本件は、賃借人Yのとんちんかんな対応に、家主であるXは大変振り回されておられ、まさに弁護士に依頼されるべき事案でした。
 結局、ご依頼いただいてから約1ヶ月という短期間で、相談者Xの要望通り、Yの退去と未払い賃料の回収(分割)をとりまとめることができ、相談者様には大変お喜びいただけました。
 建物明け渡し請求や未払い賃料の回収にお困りの方は、早い段階で専門家である弁護士に相談することで、迅速に解決できることが多いです。まずは、ご相談ください。



当事務所で無事解決した事例の一部をご紹介させていただきます。


No.1 建物明渡し、未払い賃料の強制執行

No.2 土地を時効取得したと言われた事例(境界と時効の問題)

No.3 建物明渡し請求の事例

No.4 共有している土地の分割請求の事例

No.5 未払い賃料を早期回収した事例

No.6 早期に建物退去させた事例

No.7 土地の賃料増額を認めさせた事例

No.8 作業所の滞納賃料360万円を連帯保証人をつけて和解ができた事例

No.9 約1ヶ月で明け渡し及び未払い賃料の分割和解ができた事例

No.10 不動産売買に関するトラブル事例

No.11 賃料滞納により物件の明け渡しを認めさせた事例

No.12 賃料滞納により訴訟に踏み切り、任意の明け渡しを認めさせた事例

No.13 購入した不動産に居住し続けていた前住人を法的に退去させた事例

No.14 土地売却のため立退請求をされたものが、立退き不要になった事例

No.15 貸借人が賃料を滞納していて、督促しても支払わなかったものを解決した事例

No.16 建物明渡し請求 ⇒ 開き直った家賃滞納者への対応

No.17 建物明渡等請求 ⇒ 家賃滞納者へ支払いを約束させる合意を結ぶ

No.18 賃料請求 ⇒ 家賃滞納者への支払督促手続

No.19 建物明渡し ⇒ 賃料滞納者と連帯保証人との合意書を交わす

No.26 亡き母から相続した財産分与を原因とする不動産持分の移転を実現できた事例

No.27 家賃を滞納した賃借人に対して建物明渡しを求めた事例

No.28 所有建物のリフォーム工事のための隣地使用の承諾を得ることができた事例

No.29 自宅の外壁を補修するために隣地所有者に隣地への立入りについての承諾を求めた事例

No.30 弁護士が介入することで、立退料なしで、土地の賃貸借契約を合意解除できた事例

No.31 賃貸人・賃借人ともに代替わりした賃貸の契約書を現在の形式に整えることができた事例

法律相談の流れ

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